『ミニバード』無料で常時SSL化のやり方について!

目次
平成29年11月28日より『ミニバード』、『ファイアバード』と『クローバー』でも無料で常時SSL化ができるようにやっとなりました。
今回、ネットオウルのレンタルサーバー『ミニバード』では、ちょっとした簡単な操作で「無料独自SSL」設定できるようになりました。
サーバー管理ツールを使用して、ドメイン認証型SSL証明書「Let’s Encrypt」を無料で設定できるようになってます。
「無料独自SSL」を設定すれば、有効期限が自動的に更新されます。
「無料独自SSL」の導入後の負担もありません。
これまで費用面や手続きの負担で考えていた方は、これを機会に、ぜひ独自SSLの利用を検討する価値があると思います。
まず始めにすることは、契約しているドメインの管理している会社にアクセスします。
そして、ネームサーバーにアクセスします。
ドメインでアクセスしたとき、どこのサーバーに接続をするのかを指定します。
今回の場合は、ミニバードのサーバーに接続します。
つまり、ミニバードのサーバーにアップロードしたデータを表示させたい場合は、独自ドメインのネームサーバーを次ものに変更します。
ネームサーバー1は、ns1.minibird.jp(112.78.117.90)
ネームサーバー2は、ns2.minibird.jp(112.78.117.91)
ネームサーバは3は、ns3.minibird.jp(219.94.201.242)
このように変更します。
すでに行っている人は、次から設定してください。
サーバー管理ツールにログインし「SSL設定」をしていきます。
①ネットオウルのレンタルサーバー『ミニバード』の管理画面を表示します。
そして、サーバー管理ツールにログインし、「SSL設定」をクリックしてください。
②この時、共有SSLを設定している人は先にこの設定を削除しておきます。
③SSL設定を行う独自ドメイン名の「選択」をクリックします。
④設定するサイトを選択し、「独自SSL設定を追加する(確定)」をクリックしてください。
⑤一覧画面に設定したサイトが表示されていれば設定完了です。
独自SSLの設定が完了した時点では、自動的に「https://~」のURLへ転送されないので注意が必要です。
あなたのWebサイトを常時SSL化するには、「無料独自SSL」にて取得した「独自SSL」の設定が必要になります。
Webサイトにすべての表示を常時SSL化するには、以下の記述を.htaccessに追記しなければなりません。
『ミニバード』の.htaccessの追記の文章です。
RewriteEngine On RewriteCond %{HTTPS} !on RewriteRule ^(.*)$ https://%{HTTP_HOST}%{REQUEST_URI} [R=301,L]
ちなみにhtaccessのある場所は、サーバー管理ツールのFTPアカウント設定の中にあります。
FTPアカウント設定を開き、対象ドメインを選択したらWebFTPにログインします。
そうすると、上から10番目のところにhtaccessが書いてあるところがあります。
その右側に、紙と緑色のエンピツのマークがあります。
その紙と緑色のエンピツのマークを選択します。
一番下に、#END WordPressと書いてあるところがあります。
その#END WordPressと書いてある下に先程の記述を貼り付けます。
貼り付けたあとは、上書保存をしてページを閉じます。
この操作のあと、「http://~」のURLでアクセスした際、自動的に「https://~」のURLへ転送されていれば設定完了です。
最後に、自身のワードプレスのサイトの調整をします。
WordPress管理画面(ダッシュボード)にログインします。
「設定」の中にある「一般」の項目をクリックします。
その中の、「WordPress アドレス(URL)」と「サイトアドレス(URL)」の設定内容を変更します。
先程設定したURL(https://~)に変更してください。
これで、設定は終了です。
難しく感じるかもしれませんが、この通りにやっていけば設定できます。
頑張ってやってみてくださいね!
ちなみに、『ファイアバード』『クローバー』も「無料独自SSL」の基本的な設定の仕方は一緒です。
『ファイアバード』と『クローバー』もサーバー管理ツールから、ちょっとした操作でドメイン認証型SSL証明書「Let’s Encrypt」を無料で設定できます。
ただし、常時SSL化する場合に『ファイアバード』と『クローバー』は、.htaccessの追記の記述の文章が違うので、注意が必要です。
以下が、『ファイアバード』と『クローバー』の.htaccessの追記の文章です。
『ファイアバード』の.htaccessの追記文です。
RewriteEngine On RewriteCond %{HTTPS} !on RewriteRule ^(.*)$ https://%{HTTP_HOST}%{REQUEST_URI} [R=301,L]
『クローバー』の.htaccessの追記文です。
RewriteEngine On RewriteCond %{HTTPS} !on RewriteRule ^(.*)$ https://%{HTTP_HOST}%{REQUEST_URI} [R=301,L]
『ファイアバード』と『クローバー』も、設定方法は『ミニバード』とほとんど変わらないのでみなさん試してみて下さいね。
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