バレンタインの手作りチョコレシピ紹介☆テンパリング知ってますか?
目次
はじめに「バレンタイン」とは?
女性から男性へ気持ちを伝えることができる特別な日です。
なかなか言えなかった気持ちを、チョコレートと一緒に伝えてみませんか?
バレンタインの手作りチョコレシピについて
今回は、『バレンタインの手作りチョコレシピ』についてご紹介していきます。
① みんな大好き手作りチョコ!
もう遠い過去になってしまいましたが、
私も昔、旦那さんとつきあい始めた頃、作った記憶があります。
確か、チョコって溶かして固めるだけだったような・・
しかも出来上がった物が、イマイチで
買った方が良かったかも‥と思える代物だったような気がします。
それでもどうにか食べてもらえましたが(汗)
なんだか申し訳ない気がしてきました。
さあ今回は、きちんと「チョコづくりのレシピ」おさらいしてリベンジするぞ!
・・とその前に「テンパリング」について説明していきます。
「テンパリング」という言葉、皆さん知っていますか?
簡単に言うと、チョコレートの温度を上げて↑、下げて↓、また上げる↑といった感じ。
スイマセン。説明が大雑把過ぎますね。
もう少し詳しく説明すると
「テンパリング」とは、
チョコレートに含まれるココアバターは、違う種類でできているので、その結晶を安定化させるためにおこなう温度調整のことです。
そのため、チョコレートを一旦液状に溶かして、再度固めます。
テンパリングをすると、風味がよくなり、艶のある口どけのよいチョコレートになるそうです。
美味しくするためのひと手間といったところ。
チョコレートってデリケートで奥が深いんですね。
さらに、チョコレートの種類によって、「テンパリング」の温度も変わってくるようです。
【スイートチョコレート】の場合
溶かす温度→50~55度 冷ます温度→27~29度 上げる温度→31~32度
【ミルクチョコレート】の場合
溶かす温度→40~45度 冷ます温度→26~28度 上げる温度→29~30度
【ホワイトチョコレート】の場合
溶かす温度→40~45度 冷ます温度→25~27度 上げる温度→28~29度
温度計、絶対いりますね。
料理用の温度計は、100円ショップにも売っていました。
「テンパリングの方法」とは?
それではいよいよ手作りチョコの基本、「テンパリングの方法」を説明させていただきます。
ここでは、湯せんでチョコレートを溶かし、温度を上げ下げして温度調整する、テンパリングのひとつ「水冷法」で作るチョコをご紹介していきます。
手作りチョコのレシピ ~テンパリングの方法~
材料 チョコレート300g以上、トッピングの材料
道具 ヘラ、温度計、
ボウル大 1つ(チョコレート用)、ボウル小 2つ(湯せんのお湯用、水用)
※必ず、ボウル大にチョコレートを入れて溶かしてください。
湯せんや水のボウルの方が大きいと、傾いてチョコの中に水が入ってしまいます。
1.チョコレートを刻む
テンパリングするチョコレートの量は、300g以上だと温度調整がしやすいです。
チョコレートを均一に刻みます。
※チョコレートは、粒状のものだと、そのまま使えて便利です。
安定のよい場所を選び、汚れないよう、まな板にはオーブンペーパーや紙などを敷いておきます。
真上からしっかりと、5mm角位の大きさに刻んでいきます。
出来たら、水分を拭き取ったボウル大に入れます。
2.湯せんにかける
50℃~60℃のお湯をボウル小に準備します。
※お湯は、絶対に沸騰させないこと。
チョコレートを入れたボウル大を重ねてしばらくおき、周りが溶けてきたら、ゴムベらで上下を返し、ゆっくりと混ぜて溶かしていきます。
※この時、ゴムべらに輪ゴムで温度計を固定しておくと便利です。
※45~50℃に温めて溶かします。
急いで混ぜると空気が入り、口当たりが悪くなってしまいます。
「チョコレートは低めの温度で、ゆっくりと溶かすこと」が大事です。
ここまでだと、ただチョコを溶かしただけ!なんです。
そう、私もここまでで冷蔵庫に入れて冷やしてしまったから、
ブルームだらけで口どけも悪かったのね。なるほど~。
では、ここからが大事!
3.チョコレートを冷やす
15℃程度の水を張ったボウル小を準備します。先ほど温めたチョコの底を冷やしながら、空気が入らないようにゆっくりと混ぜていきます。
27~28℃に下がれば、水から外します。
4.再度、チョコレートを温める
湯せんにかけ、再び31~32℃まであたためて、よくかき混ぜて均一にします。
5.型に流してコーティングする
テンパリングに成功したら、その後、チョコを使うまでの間、30℃前後に温度を保って作業しないといけません。
素早く型に流して、コーティングをしましょう。
※乾いたタオルをボウルの下に敷いて作業すると、温度変化しにくいです。
※温度が下がったら、また少し湯せんして温度を保ちます。
心配なら、事前に練習で作っておく事をおススメします。
どうしても暇がない!という方は、テンパリング不要の便利なチョコもあります。
いかがでしたか? 何と言っても世界にひとつの「手作りチョコ」
この記事を読んで、最初、「手作りはハードルが高いなあ。」と思っていたけど、
「今年は挑戦してみようかな。」と思ってもらえれば、嬉しいです。
私も今年のバレンタインはウン十年ぶり?!に家族に「手作りチョコ」を作ってみよう!と思いました。